第15代ワールド・バリスタ・チャンピオンの井崎英典さんが、著書「世界一美味しいコーヒーの淹れ方」でコーヒー豆の産地別特徴を解説されています。

こうした情報はすでにネット上にたくさんありますが、井崎さんの見解として紹介します。
同書の52~58ページから一部抜粋しています。(この本は参考になりますよ!)

※試し読み・Kindle版あります
南米ブラジル・コロンビアはバランス系 違いはある?
まずはやっぱりこちら、南米ブラジル・コロンビアから。
ブラジルは日本でも最も馴染み深い生産国ではないでしょうか。
「コーヒーと言えばブラジル」と言っても過言ではないほど、市民権を得ていると思います。
そんなブラジルのコーヒーは、バランスの良い味わい、酸味は穏やかで丸みのある味わいが特徴的なコーヒーです。
コロンビアは、軽やかな酸味と甘みのバランスが絶妙な味わいです。
それではこの2国で違いはあるのでしょうか?
井崎さんの解説です。
この2銘柄の南米のコーヒーは、甘味と酸味のバランスが取れた味わいと言えますが、より酸味が抑えられたコーヒーが良い、という方はブラジル、バランスは重要視したいけど、酸味は欲しい、という方はコロンビアがおすすめです。
酸味をより楽しみたい、という方はコロンビア産の豆を選ぶ、ということになりそうです。







