最近はカフェインを含まないコーヒーは珍しくなくなりました。
 
一般には化学的に処理したり、二酸化炭素でカフェインを除去しますが、ごくまれに天然のコーヒーの木でカフェインを含まないケースもあるそうです。


 
コーヒーノキの原生地であるエチオピア・アビシニア高原で見つかった原木数千本を調べたところ、三本だけはカフェインを含んでいませんでした。
 
2004年に「ネイチャー」誌で紹介されています。
 
いわば天然アラビカ種のデカフェ・コーヒーですね。
 
もちろんこれでは、値段がとんでもなく高くなって、とても流通はしないでしょうが・・・。
 
品種改良でカフェインレスコーヒーの木を作る試みもありますが、まだ実用化には至っていないようです。