2016年のWorld Brewers Cupチャンピオン・粕谷哲さんといえば「4:6メソッド」の考案者として知られています。
「4:6メソッドって何?」という方のために、そのさわりを紹介します。
粕谷さんの著書「世界一の4:6メソッドでハマる美味しいコーヒー」12~13ページから一部抜粋しています。(この本は参考になりますよ!)
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粕谷哲さんの4:6メソッド 誰でも美味しいコーヒーをハンドドリップできる
美味しいコーヒーを、ハンドドリップで誰でも淹れられるのが4:6メソッドです。
誰でも簡単に、美味しいコーヒーを淹れられる方法があれば―――。
そういう思いで僕が考案したコーヒーのハンドドリップ方法が「4:6メソッド」です。
豆やお湯の量、注ぎ方など、ハンドドリップは注意点がたくさんあります。
思考錯誤を経て、粕谷さんは「平均以上のコーヒーを常に淹れられる」行程をまとめました。
コーヒーを美味しく抽出するためには、お湯をうまく注ぐテクニックが必要不可欠なのでは?そう思う人もいるかもしれませんね。
確かに、プロの世界では技術も求められます。
ただ僕は、検証や試行錯誤を繰り返した結果、注ぐお湯の量や回数、タイミングなどをきちんと数字で押さえてコントロールさえすれば、「誰でも簡単に、アベレージを超える美味しいコーヒーを淹れられる」という結論に辿り着きました。
4:6メソッドは、それを実現するレシピです。
そのやり方の基礎的なことを紹介します。
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4:6メソッドのやり方 3つのポイントや豆・お湯の量 注ぐタイミング
まずはこの3点をおさえてください。
4:6メソッドにはいくつかポイントがありますが、最初に意識したいのは次の3点です。
1点目は粗挽きの粉を使うこと。
2点目は、コーヒーの粉量、お湯の量、注ぐタイミングをきちんとはかること。
3点目は、使うお湯の量を40%と60%に分けて考えること。40%で味、60%で濃度を調整します。
お湯は5回に分けて、粉量の3倍ずつ注ぎます。
粗挽きの粉を20g使う場合、粉量の3倍つまり60gのお湯を5回に分けて注ぐので、お湯の総量は300gになります。
注ぐタイミングは、スタート時(0秒)、45秒、1分30秒、2分10秒、2分40秒です。
3分30秒たったら、ドリッパーを外して完成。
手順が数字で把握できるので、確信をもって行程を進められ、かつ「同じこと」ができます。
この方法の特徴は、再現性が非常に高いことです。
「昨日は美味しかったのに、今日はイマイチ」ではなく、毎回ストライクゾーンのコーヒーに仕上げられます。
また多くの種類のコーヒーに適用できる方法なので、ぜひ挑戦してみて下さい!
粕谷さんの本では、各工程が詳しく解説されています。
4:6メソッドを習得したいあなたは、ぜひチェックしてみて下さい。
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