お湯を注ぐ場所とNGなこと 蒸らしは「豆の様子を見て」猪田彰郎さん

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「イノダアキオさんのコーヒーがおいしい理由」に、猪田彰郎さんがドリップでお湯を注ぐ際に意識していることが紹介されていました。

いうまでもなく、これはドリップで最も重要な行程のひとつです。
 

 
「イノダアキオさんのコーヒーがおいしい理由」38ページから、猪田さんがどんなことに注意してお湯を注いでいるかをまとめます。

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お湯は真ん中から 豆の様子を見る 蒸らしとNGなこと

猪田さんは「お湯は真ん中からまんべんなく コーヒーをよく見ること」として、このようなポイントと注意点を挙げています。

お湯は真ん中から全体にかけます。ここで十分にコーヒーをふくらますわけ。
 
お湯がかかっていないとこがあると次にかけたとき遅れてそこへお湯がいって濾したコーヒーがにごるんです。
 
(中略)
 
お湯を端にかけると、ペーパーを伝ってそのままお湯が落ちてします。
 
真ん中から、蚊取り線香みたいにまんべんなくまんべんなく。
 
遅れるよりは、早め早めがポイントです。
 

いまではハンドドリップのつきものになっている「蒸らし」について。

最初は軽く上を湿らす程度に。
 
それで、コーヒーの粉全体がふっくらしたなあって思ったら、続いてすぐお湯を注いだらいいですよ。
 
どれくらい蒸らすか、決まった秒数があるわけやないんです。
 
それよりしっかりコーヒーを見ること、そうしたらちゃんとわかります。
 
(太字は管理人によるものです)

「蒸らし」については、セオリーとなっている秒数がありますよね。
 
それはひとつの目安としてアリだと思うのですが、豆の状態を見て判断できるようになれば、タイマーやデジタルスケールが無くても対応できます。
 

 
猪田さんによると、コーヒーを淹れる人の気持ちも影響します。

ここで神経質になると、コーヒーに伝わります。
 
しんきくさいなあと思ったらそれも伝わります。
 
よけいなこと考えんと、「一生懸命やっていますから、どうぞおいしいコーヒーになってください」って心の中で声をかけてあげてください。
 
コーヒーはちゃんとこたえてくれます。

「蒸らし」については、佐野さんのハンドドリップのコンテンツでも私見を書いています。
 
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