当サイトユーザーさんの中で、「天草といえば陶磁器」と連想できる方はどれくらいいらっしゃるのでしょうか?
 
いまでこそ管理人も佐野さんからのご紹介で天草の陶磁器について少し知るようになりましたが、以前は全く知識がありませんでした。

実は天草は良質の陶石を産出しており、その質の良さは世界でも屈指とされる陶石の一大産地なのです。





しかもその歴史は古く、1650年頃には天草陶石を使った磁器が焼かれており、後に平賀源内は天草陶石を「天下無双の上品」と絶賛しているのです。
 
対して現代になると、「磁器ブランドとしての天草」の位置付けはほぼなくなってしまいます。
 
しかし平成12(2000)年ごろから、天草自身が陶石の質の良さを見直し、陶磁器の製作をまちづくり事業の一環として後押しするようになります。
 
平成15(2003)年には13軒だった窯元も、令和2(2020)年には30軒ほどに増えました。
 
佐野さんも天草陶磁器のプロモーションに積極的に参加されていて、天草製の器で佐野さんのコーヒーを提供するイベントも開催されています。
 
先日紹介した伝統工芸館での催しがまさにそうです)
 
こうした天草陶磁器の歴史や今後の展望を佐野さんが記事にまとめ、日本コーヒー文化学会のサイトで公開されています。
 
天草陶磁器について知りたい、という方は参考にしてみて下さい。
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