日本の農産物の輸出額が近年伸びているそうです。
 
何でも政府は農産物の輸出額目標を「2025年までに2兆円、2030年までに5兆円」という目標を立てているのだとか。

ちなみに2020年の輸出額は9223億円で、8年連続で過去最高を更新しています。





ヤフーニュースさんに興味深い記事がありました。
↓ ↓
ロシアで日本の「コーヒー」がはやる意外な事情
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6387915
 
この記事によると、輸出額が大きい品目は
 
アルコール飲料(710億円)
ソース混合調味料(365億円)
清涼飲料水(341億円)
ホタテ貝(314億円)
牛肉(289億円)
牛乳・乳製品(222億円)
 
です。
アルコール飲料が1位なのは、日本のウイスキーが世界的に人気を得ているからだそうです。
 
あと意外なところでは、香港で卵かけご飯がブームになっており、日本産鶏卵の需要が高まっているのだとか。
 
そして当サイト的に気になるのが、(記事のタイトルにもあるように)インスタントコーヒーの輸出量です。
 

 
インスタントコーヒーは輸出量が前年の3.06倍、輸出額は2.64倍と激増しています。
 
輸出相手国は1位がロシア、そして中国、アメリカと続きます。
 
実は近年、ロシアではコーヒーの消費量が伸びているのだそうです。コーヒー生産国のコロンビアやベトナムよりも消費量は多く、世界7位です。
 
ロシアではこれまで紅茶が主な嗜好品でしたが、2019年にはコーヒー消費量が18万トンにたっし、紅茶の14万トンを初めて上回っています。
 
ロシアではコーヒー文化が急速に普及しているのです。
 
それに伴い街中のカフェも賑わい得ていたのですが、そこにウイルスの世界的な大流行が起きます。
 
ロシアでも飲食店の営業停止や外食自粛といった措置が取られ、人々の内食指向が高まります。
 
必然的に家庭でコーヒーを飲む人が増え、インスタントコーヒーの需要が増えたというわけです。
 

 
コーヒーに限らず、日本の食品はいずれも美味しく品質が良いと世界的な評価を得ています。
 
今後はコーヒーに合うスイーツなどの食品、さらにはカップ&ソーサーあたりも輸出を伸ばせるかもしれませんね。