このコンテンツでは、「佐野俊郎さんのコーヒーハンドドリップ動画」に投稿された質問に対する答えをまとめています。
質問への回答だけでなく、これまでに伺った佐野さんのハンドドリップに対する考えも紹介いたします。
※全て佐野さんから頂いたアドバイスをもとに作成しています
[cc id=937 title=”レスポ横幅”]
佐野俊郎さんの回答と考え
すでに何度か紹介していますが、動画はこちらです。
これをご覧になった後(ご覧になりながら?)以下をお読み頂くとよりわかりやすいかと思います。
まず、この動画で使われている豆(深煎りです)の量は30gです。
そして、注がれているお湯の量はカップ2杯分(280cc)です。動画では豆が盛り上がるインパクトが強く、大量にお湯が入っている印象を受けますが、実は見た目で受ける印象ほど多くはありません。
キモになるのは豆の上にフワッとのせるようにお湯を注いでいくこと。
このお話をされる時、佐野さんは両手で掬ったお湯を豆の上に優しくのせるジェスチャーをされていました。豆にズボッと点で注ぐのではなく、面で注ぐイメージです。
使用しているミルは、特別なものではありません。ごく一般的な、フジローヤルさんのミルです。
[cc id=574][cc id=483 title=”VC30-25″]
ハンドドリップを始めるなら
これからハンドドリップしてみようかな?と考えている方に伝えておきたいことを聞いてみました。
佐野さんが最初に強調されたのは
◆焙煎して10日以内の豆を使う
◆挽いて粉にしたらすぐに使う
の2点です。これは絶対おさえるべきポイントではないかと。
◆お湯を注ぐのは必ず豆の真ん中から
これはペーパーでもネルでも共通しています。フチからお湯を注いではダメです。
◆蒸らしのあり、なしはどちらでもOK
これは完全に好みの問題です。
蒸らしをすると濃いコーヒーができますが、
濃いコーヒー=美味しいコーヒー
というわけではありません。
逆に、薄いからマズい、とも言えません。美味しいかどうかは飲んだ人が判断するのであって、その人の状態によっても変化するでしょう。
※参考
佐野さんが近年「最も美味しい」と感じたコーヒー
コーヒーの種類や質がそのまま美味しさの評価に直結することはないのです。
蒸らしをせずに、多めに続けて淹れる場合は、最初から豆をたっぷり使いましょう。具体的な量は、上でお知らせした豆とお湯の量(30gと280cc)を参考にして下さい。
今回お知らせする内容は以上です。
その他、佐野さんに質問したいことがあれば、このエントリーにでもコメントして下さい。(動画にでもOKです)
回答には時間がかかる場合がありますが何らかの形でお知らせする予定です。
どうか悪しからず、よろしくお願いいたします。^^
[cc id=575][cc id=454 title=”A8 30-25″]