金属フィルターの特徴 ペーパーとの違い

このページのリンクには広告が含まれています。

ものすごく久しぶりの更新になってしまいました。

佐野さんには早くからお話を伺っていましたが、ようやくエントリーを作っております。(佐野さん、申し訳ありません)

PR

金属フィルターは目が粗く多くの成分が残る

今回お知らせするのは、動画に投稿された質問への佐野さんの回答です。
 
Q 素人ですが家庭用紙不要コーヒードリッパーを買いたいと思いますが.リスクとか教えて頂いたら嬉しいです。
 
「紙不要のドリッパー」とは、金属フィルターのことだと考えられます。そこで、金属フィルターの特徴について佐野さんに聞いてみました。

ハンドドリップをする女性

A 金属フィルターは目が粗いです
金属フィルターは、”茶こし”みたいなものです。
 
ペーパーはもちろん、ネルよりも目が粗いので挽いた豆の微粉が入ります。
 
そのため、クリアなコーヒーはできません。最も意識しておくべきなのはこの点でしょうか。
 
ペーパーは目が密なので、多くの成分がペーパーに残ります。これはペーパーで淹れると味がクリアになることを意味します。
 
ネルはペーパーよりも目が粗いので、ペーパーより多くの成分が通過して濃くなります。(ただし、これが「美味しくなる」ことは意味しません)
 
ちなみに、円錐形のペーパーで淹れるコーノ式は、ネルに近いドリップになります。

コーヒー豆
焙煎度合いの見極め 猪田彰郎さん 先代に厳しく叱られた理由は?
豆とお湯の抽出比率 井崎英典さんの”秘伝の割合”
粕谷哲さんの4・6メソッド
ダブルステンレスドリッパー粕谷モデル Amazonレビューまとめ
コーヒーとコーヒー豆
ハンドドリップ最後の締め方で味が変わる 猪田彰郎さん