一般的にコーヒー豆は産地の標高が高いほど品質が良い、とされています。
 
そのため産地の標高をグレードの基準にしている国もあります。


 
このコンテンツではそうした基準を採用しているグアテマラ、ホンジュラス、メキシコのグレードについて紹介します。




産地の標高をグレードの基準にしている三ヵ国

中央アメリカのグアテマラ、ホンジュラスはコーヒーの格付けを産地の標高に基づいて行っています。
 
グアテマラは7段階、ホンジュラスは3段階に分かれていて、いずれも最高品質のグレードは産地が1500mを超えています。
 
グアテマラならSHB、ホンジュラスならSHGがそれぞれ最高品質になります。
 
北アメリカ唯一のコーヒー産地であるメキシコも、標高により四段階の格付けがあります。
 
ただし最上位のSHGはホンジュラスと同じ名称ですが、高度はメキシコが200mも高いのは注意しておくべきかもしれません。
 
以下に各国の等級区分を紹介します。




グアテマラの等級区分

SHB(ストリクト・ハード・ビーン)
約1520~約1680m
 
HB(ハード・ビーン)
約1370~約1520m
 
SH(セミ・ハードビーン)
約1220~約1370m
 
EPW(エクストラ・プライム・ウォッシュド)
約1070~約1220m
 
PW(プライム・ウォッシュド)
約910~約1070m
 
EGW(エクストラ・グッド・ウォッシュド)
約760~約910m
 
GW(グッド・ウォッシュド)
約610m以下

ホンジュラスの等級区分

SHG(ストリクトリー・ハイ・グロウン)
約1500m以上
 
HG(ハイ・グロウン)
約1000~約1500m
 
CS(セントラル・スタンダード)
約700~約1000m

メキシコの等級区分

SHG(ストリクトリー・ハイ・グロウン)
約1700m以上
 
HG(ハイ・グロウン)
約1000~約1700m
 
PW(プライム・ウォッシュド)
約700~約1000m
 
GW(グッド・ウォッシュド)
約700m以下

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