近年はコーヒーの健康効果がしばしばクローズアップされていて、一昔前の「何となく健康に悪い」というイメージはもはや無い、と言っても過言ではないでしょう。
以前読んだ「週刊文春」に、コーヒーの健康効果についての記事があったので、そのキモとなる部分を紹介します。
まず、コーヒーが肝がんを予防することはほぼ確実視されています。
大腸がん、子宮内膜がんの予防も「可能性あり」と考えられており、多目的コホート研究では、
・脳血管疾患
・呼吸器疾患
・心疾患
も予防するとの結果が出ています。
総合的に見ても、全死亡リスクを下げることが分かっていて、コーヒーは健康・長寿のための「スーパードリンク」と呼んでも差し支えなさそうです。
とはいえ、「飲めば飲むほど身体に良い」わけではなく、一日3~4杯飲む人が病気のリスクは一番低くなり、五杯以上になるとリスクは少し上がりました。
また、コーヒーを飲む習慣の無い人が無理して飲むのもおすすめできないそうです。
単なる嗜好品としてだけでなく、「健康にも良い」と意識して飲めば、いつものコーヒーがさらに美味しくなるのではないでしょうか。
このコンテンツは「週刊文春」2015年12月31日・2016年1月7日号187ページを参考にしました。
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